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「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

ここからがスタート

卒業式シーズンですね。

学校、職場、その他もろもろ、卒業を迎えられた方、
おめでとうございます、そしてお疲れ様でした。



きっと、この先の新しい人生には明るいことしか待っていないはず!です


そんな中、私も3月17日に無事、大学を卒業しました。

人生で2回目の大学生生活は通信制だったため、自分との闘いの日々だった・・・。
心理学のレポートの内容がちんぷんかんぷん過ぎて鼻血を出したのも、
今となってはよい想い出です(笑)


感謝しかない


卒業式の帰り、大学から駅へ向かうバスの中で、
この1年のことを思い出していました。

もちろん『頑張って卒業したのは私』という事実は存在するけど、
なによりも、旦那に感謝だなぁ・・・と。

もともと推し活であちこち行くことや、フラダンスをやることも、
大会でハワイやラスベガスに行くこともOKしてくれるような人ではあるけれど、
それでも手抜きのごはんやいい加減な家事(それはいつものことでしょう?)、
収入が減るので少し負担をかけてしまうことを、
すべてまるっとOKしてくれたからこそ、卒業までたどりつけたと思う。

中一週間で大阪と東京のフルマラソンを完走するくらいの根性の持ち主で
私のワガママを受け止める器の大きさ。

そんなパートナーに巡り会えたことに、感謝してもし足りない。




そして仲間に出会えたことも
卒業には欠かせない条件だったと思う。


大学で学ぶ心理学というのは、本当に学問であって、
実験をおこなってデータを集めて、統計・分析して、
事実に基づいて考察を重ねる、というもの。


そもそも通信教育なんていうのは孤独や自分との闘いでしかなくて、
通信制の大学なんて卒業率が70%もあればかなり優秀な大学で。

通信教育って言ってもスクーリングと言って
大学に実際に講義を受けに行かなきゃならないし、
(東京の大学だったのでほぼ旅行だった(笑))
実は思っているほど簡単ではなかったのは入学してから知った話。

しかも4年次に編入して「1年で卒業すっぞ!」と意気込んでいたものの、
実験をしなければ学べないのが心理学。
なんか心理学の実験ってなると怪しさ満載だし、協力者集めるのも難しい・・・
さてどしたものか?と悩んでいたときに仲間に出会えた。



実験だけでなく、通信の勉強方法や独特な心理学のレポートの書き方、
勉強以外のこともたくさんたくさん色んなことを教えてもらって、
助けてもらって、たまにリアルで会って呑んだりして。


今回も、卒業する私のために時間を割いて集まってくれて、
いろいろとお祝いをしてくれて。
ご学友なんて言うとくすぐったいけど、素敵な仲間たちに出会えたのは、
何にもかけがたい財産だなぁ。



今回は自分でいうのもナンやけど、ホンマにめっちゃ頑張った!!

普段から頑張ることは当たり前になっているので、
あまり自覚はしていないけれど(それはそれで問題では?)

振り返ってみると、今回ばかりはか~な~り頑張った!

1年と言っているけど、
実質8か月で推し活も仕事もフラダンスもやりながら、
14本のレポートを提出して、単位をとるためのテストも受けて(そりゃ鼻血も出るよね)

私にしてみれば1年で卒業すっぞって決めたから、
ただ実行しただけではあるけれど、

こうやって何かにチャレンジしてやり切ることができたのは、
小さいころから興味を持ったことは何でもチャレンジさせてくれて、
継続して形にするという経験を両親がたくさん積ませてくれたから。

正直、辛いと思ったこともあるけれど、
今、こうやってやり切ることができたのは、
そのように育ててもらえたからだと思う。

それは感謝しかないし、
やっぱり自分の財産なんだろうなって移り行く景色を見ながら実感していました。



自律神経失調症のころの私へ


自律神経失調症で社会生活からドロップアウトしていたころの私は、
毎日毎日会社が無くなればいいのにと祈っていたし、
自分の存在価値すら見失っていたから、十数年後にこんな素敵な出来事が
待っているとは思ってもみなかった。




渦中にいるときは本当に辛いし、
真っ暗なトンネルの中を出口が見えないまま歩き続ける状態で
先のことなんてわからなかったと思う。




それでも何とか生きていたから、
今、とても楽しいし幸せな時間を手に入れることができた。


そして自律神経失調症になっていなければ、
こちらの道へ進むこともなかったかもしれないと思うと、
やっぱり自律神経失調症になってよかったんだと思う。


あのころの私に声をかけるなら、

生きていてくれてありがとう、
この先は楽しいことしかないからね


と言ってあげたい。


多かれ少なかれ、みんな何かに傷ついて、
何かを抱えながら生きているかもしれない。


でも人生捨てたもんじゃないよ
って今なら声を大にして叫べるかもしれないなぁ、と思う春の日でした。

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