逃げるのはそんなにダメなこと!?
今日も1日、お疲れ様でした!6月もよく頑張りました~。
歌舞伎好きの私にとって5月半ばにとんでもない出来事が起きてしまって、
色々とモチベーションが上がらないまま6月が終わってしまいました。
生で初めて歌舞伎を観たのは彼だったし、
彼のワンピース歌舞伎を観たくて観劇したから現推しに出会ったし・・・
人の心の内は本当に他人にはわからないものですね。
それに加えて梅雨独特の、ジメジメムシムシが
本っ当に身体に堪えて動きたくない!!
そしてそれと同時に、イネ科の花粉にやられてしまい
クシャミが止まらない私にとっては水無月は本当に楽しくない時期でした(´;ω;`)ウッ…
そんな状態なので仕事のやる気も起きず、
ネットサーフィンばかりをしておりました(だったらブログ書け?)
こんなモヤモヤな時期にさらにモヤモヤする文章を発見!
「逃げてよい、は多用するな。いつかくるラスボスとの戦いから逃げることになる」
「頑張って疲れ切った人のみが使っていい言葉だ」
・・・・・・(;゚Д゚)なんですと!?
そ、そうなの?逃げちゃダメだったの?
てかラスボスがいつかやってくるの!?
と若干パニックパニック(笑)
それでもやっぱり私は「逃げてもいいよ」って言いたいし、
「逃げるが勝ち(=価値)」だと思っちゃうんだよね~。
逃げるのはそんなにダメなこと?
多様性という意味では「そう考える人もいるんだね」
と受け止めれば済むことなんだと思う。
私も「逃げてもOK」と言ってはいるけど、
何でもかんでも他人のせいにして逃げるのは違うと思ってる
(学生がよく「先生が言ってくれないから」とか言うけど、何回も説明してるからね!?)
これの何が怖かったかって言うと、
精神科医だか心理カウンセラーだかの人が発信してた言葉だったということ。
目の前に傷ついてボロボロになったクライアントさんがいるのに
「逃げるな、まだ頑張れ」って言っちゃうの!?と思ったらゾッとした。
だって~、ラスボスだって登場するかどうかもわからないし、
登場しても雑魚みたいなヤツかもしれないし、
登場したとしても戦うか戦わないかは私自身が、
あなた自身が決めることだと思うんだよね。
私は一度、傷を負って心も折れたから、
できればラスボスに出会わないように、
ラスボスと戦わずに人生を終えることが目標(笑)
そしてそれを私は「勇気ある撤退」もしくは「戦略的撤退」と呼ぶことにしてる。
徳川家康だってそうだったでしょ?
これ以上味方を失いたくないと思ったら、
負けてしまうとしても撤退してたでしょ?って(大河ドラマの見過ぎ)
それにね、「逃げるな」っていう人って
もし命を落としたときには「逃げればよかったのに」とか
「死ぬ気になればなんでもできる」とか言いがちな気がする
(あくまでも気がするだけですが)
逃げずに戦うことも勇気あることだから、そんな選択もありかもしれない。
そして逃げる選択だって命を守るのであれば必要かもしれない。
どんな答えであれ、あなたが考えて選んだ、それが大切なんじゃないかな。
逃げたあとの立て直しの方が大切
これは私だけの経験かもしれないけれど、
私は自律神経失調症になって、社会から逃げて、
何年かかけて逃げた理由と向き合った。
その結果が
「組織では働かない・自分が尊敬できる人としか仕事をしない」
という今の働き方を選択したのかな、と。
自分より知識がなかったり、
学ぶ意欲の低い人と一緒に仕事をするのは楽しくないと感じたから。
あとは嫌な部分が目につく人。
これは私の問題ではあるんだろうけど、
やっぱり「嫌だなぁ~」って目に見えてわかる人と仕事をするのはストレス以外の何物でもない!!
実際に高校の進路指導部にいたとき、
3年の担任の先生にかなり上から目線でバカにされたような
物言いを続けられたことがあって(しかもかなり歳下の男の子だった)
こっちだってプロとして仕事してんのに
「教師」じゃないからってバカにされる筋合いはないでしょ?
と思いつつ1年我慢した(一応契約満了までは頑張った)
けど、その先生が翌年進路指導部に来ると知っていたので、
「コイツと一緒に仕事したくねー」って思ったからスンナリ契約満了にした。
コレを逃げだと言われるのでれば「逃げる上等!!」って。
だってここで無理して頑張っても誰も助けてくれないもん。
自律神経失調症になった時の病院の先生ですら助けてくれなかったもん。
だったら自分で守るしかないっしょ?と。
まずは「逃げる」
そして落ち着いたら、自分を大切にする方法を考える
でいいんじゃないかな、と思ってます。
あとね、個人的意見。
逃げるなとか言うヤツほど大きな敵が来たら一目散に逃げると思う(笑)
だから他人の言葉はほどほどに受け取れればいいかな、と思う睦月の朔日でした。