自力で自律神経失調症を乗り越える!?
と、そもそも自力で乗り越えられるのか?
自律神経失調症やってるんですよ、と自己紹介をしたのち
治ったんですか?と聞かれたこともなければ
治りました!と言った記憶もございません。
まあ私自身、自律神経失調症は治っていないと
自信を持って断言できます。
でも今は昔はよく見ていた
体操服を探す夢や口の中がジャリジャリになる夢も見ないし、
たまに背中が痛くなるけど、毎日楽しく生きています。
自分のことを自分で不要だと思い
寝つきが悪くなることもなくなった。
そういう意味では乗り越えているのだと思う。
自律神経失調症と付き合うと決めた
何度か書いてはいるのですが、
医者に行って「自律神経失調症」と病名がついて、会社を休むようになって。
そこからしたことと言えば、毎日寝て過ごすだけ。
しかも昼夜逆転した状態で。
傷病手当もらうために月1回通院して、
「夜眠れませーん」と言ってお薬をもらって帰るだけ。
心療内科に通院していたので、もっとカウンセリングとか
少なくとも先生が何か話聴いてくれたりするのかな?
と考えていたけど、
最初の来院理由を聞かれた以外は「調子はどうだーっ!」
の確認だけで、それ以上の会話はなし。
まだ嵐のコンサートの方がコール&レスポンスするだろうよ・・・と思うくらい(笑)
病院の先生に追い立てられるように社会復帰をしてみたけれど
結果会社から脱走を繰り返すことになり。
ちょうど自律神経失調症になって会社を休み始めたころに、
心理カウンセラーの人に話を聴いてもらう機会がありまして。
その時に初めて、自分が完璧主義だったり、
実は反抗期と言うものがなかった私のとても遅い反抗期に似たものだったと言うことを理解。
そこでまず「そうだったのかー」と少し納得。
たぶん今まで自分が当たり前だと思っていたことや
見ないようにしていた部分に少し光が当たった状態でした。
もう一度、自分を知ることから始めた
そもそも「私は楽天家だからだいじょぶ~」という
謎の勘違いをしていたわけですから、その勘違いを正すところがスタート。
とにかく
「私は私が思うより楽天家ではないこと」
「私は私が思う以上に真面目であること」
この2点を受け止めることをひたすらしていたように思います。
実はピアスを複数個開けている私。
まだまだ数を増やそうとも企んでおります。
本来は真面目な性格ではない部分もあるため、
真面目と言われるのがめっちゃ嫌だった。
だから自律神経失調症になったとき、親友に「私って真面目なん」と
聞いた、親友から「は?今頃気づいたん?」と言われてかなりショック(笑)
でも高校時代から私を知る人が言うのだから間違いないのでしょう・・・
と半ば諦め受け止め態勢をとりました。
それでもやっぱり真面目なので、昼夜逆転で働かずに傷病手当金を
もらっていることに申し訳なさを感じ始めるわけですが
その時は「人生の夏休みじゃー」とか「今まで頑張ったんだからもらってもええやろ」
と半ば半強制的に言い聞かせておりました。
それくらいしないと、真面目さに押しつぶされてしまうのです、はい。
とにかく「真面目である私」をどうにかこうにか認めて受け止める
これだけを毎日繰り返していました。
真面目であることは悪いことではないので、
その上で物事をあまり考えすぎないようにするとか、
人の意見を聞くなどして気持ちを軽くするということはしていました。
3年くらいはかかってしまったかもしれないけど、
「私は真面目なんだ」と素直に思えるようになったし、
自分の物事の受け止め方が人よりも深刻である、
ということに気付いたので、
そんなに深く考える必要はないぞ☆
と言い聞かせられるようになりました。
もちろん、今でも真面目さは健在ですし、気になることをずっと引きずって
ずっと考え込んだりもしますが、その時は「周りはそんなに気にしてないぞ☆」と
自分に話かけています。
結局は、自分自身が許せるかどうかが大事で。
自分を知ることも大切だし、そんな自分でいいんだ、と思えるように
まずは自分に言い聞かせることから始めみるのもよいかもしれません。