大学生の就活スタート(2022年卒)その① | Office Aina

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厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

大学生の就活スタート(2022年卒)その①

いよいよ本格的にスタートしました


 と言うか、もう既に始まっておりまして、内定が出ている学生もチラホラ。

今年よく受ける相談としては「自分の立ち位置が合っているのかどうか」

コロナ禍で対面での授業が減り、周りの人達の就活の動きがわからず、
自分の就活が早いのか遅れているのかがわからないことが不安だとか。


このような相談をしてくれている時点で就活への意識が高いことの表れなので、
その学生のことはあまり心配をしていません。
そしてこのブログに辿り着いた人も同じく。

気づいたらそこがスタート

 今、何をすればいいかわからない、でも構わないのです。


なんか動かないといけないのかな? とか
就活って?と思ってくれていればOK。
そこからがスタートなんですから。


例えば、韓流アイドルに全く興味のない人に、
韓流アイドルの良さを必死に伝えたとしても、
ほとんどの人が「ふーん」で終わるのではないかと。

ジャニーズのアイドルでも同じかな。
興味のない人に幾らご高説したとしても動いてはくれません。
就活も同じこと。


まずは気にしてもらうことがスタートなんだと思います。


就活に正解はありません(と私は思う)

 
 まず、最初に言っておきます「就活に正解はありません」と。

そして正解を探すためにインターネットで情報収集をする学生が
増えたことも事実です。


で、大学生の就活支援に携わっていて感じることは
「情報の取捨選択をする能力」をつけることの大切さ、です。


毎年登場する「〇〇と言うサイトでは〇〇と言っていて、
××と言うサイトでは××と言っています。どちらが正しいのでしょうか?」という質問。


私の心の声は「正解なんかあるもんかー」です。

え?ないの?


 今まで、偏差値や合格点など、目に見える点数や数値で
合否を判断される環境で育ってきたので仕方がないことなのですが、
就活には点数がありません・・・残念ながらそれが現実です。


ただ「合うか・合わないか」だけなのです。



実際、私が企業勤めで人事だったころ、
会った瞬間に「あ、この子、うちに合うな」と感じた学生はたいてい内定していました。

逆に「んー」と感じた学生は残念ながらご縁がなかったり。
第一印象の話ですので、ご本人の能力の問題でもないんですよね。

 と言って、志望している企業を諦めなさいという話しではなくて、
準備をしっかりして臨んでほしいと思っています。

だから大学生の就活支援をしているというのもありますが、
やはり最初の一歩を踏み出す先というのは今後の人生に多少なりとも影響すると思うので。


だから、ちゃんと情報を取捨選択してほしいと思うし、しなきゃいけないと考えています。
その上で私が面談をした学生たちに言うことは「私の言うことを全部信じるな」です。

 人事での経験や今までの面談の中での経験なども踏まえて、
ある程度は就活を勝ち抜く戦略やパターンを知っています。
ただその方法があなたに合っているかは別の話。


もちろん内定を獲るために色んな方法を試すのはありだと思います。
その上で、入社したら長く働くであろう会社に入るのに、
自分ではない、嘘の自分や盛に盛った自分で勝負する のは何か違うのではないかと。
だって入社した後が大変になるだけなんだから。

 だから「いい会社に入ること」が正解なのではなく、
「自分が働きやすい、働きたいと思う、自分と合った会社」
に入ることが正解に近いのではないかと私は考えているのです。


そのためには就活自体も楽しいと思えることが必要だと思うし、
何よりも自分らしく活動できることが大切なんじゃないかと思うわけです。


だから「私の言うことを全部信じるな」となるわけで、
あなたが「よい」と思ったものや「やりやすい」と思ったものを
ピックアップしてみることをおススメします。

 就活は誰のためでもなく、自分の人生を考える第一歩です。
時に型にはめることも必要ではありますが、自分軸をしっかり持って
活動してほしいと思います。


人生の中で、自分のことだけを考えて、自分の好きなことを考えて、
自分を褒めて、人に伝える時間を経験するよい機会ですから、
楽しまないと損!かもしれません。


自分の人生ですもの、自分でデザインしてみるいい機会なのかもしれませんね。

2021年02月23日 | カテゴリー: 大学生の方へ

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