ストレス、溜めてみた | Office Aina

「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

ストレス、溜めてみた

『ストレス溜めずに金貯めろ』
と私の好きなアイドルが言ったとか言わないとか(笑)


まあ、ストレス溜めた分だけお金に換算できるなら
「はい、喜んで」って某居酒屋みたいに返事して
ストレス上等!!ってなれるんだけどなぁ・・・


誰か、ストレスをお金に換算できるシステム作ってくれないかなぁ・・・

ちなみに、先日Ofiice Ainaのメッセンジャーに
「質問があります」と連絡がありまして・・・


ご自身の症状をつらつらと書いて
「私は自律神経失調症でしょうか」と聞いてきた方がいらっしゃいました。


私は医者ではないのでYESともNOとも断言はできません
と前置きして私の場合はと回答したら・・・

「こりゃダメだ、このクソババア」ってお返事をいただきました。


うん、大丈夫。見ず知らずの私に暴言吐けるくらいだから
あんた、自律神経失調症じゃないと思うよ(笑)

と言おうと思ったらブロックされてたー(;゚Д゚)

一生懸命お答えしたんだけどな、何が気に入らなかったんだろ・・・
私だって人間だからSNS上とは言え暴言吐かれたら傷つくんだよね・・・

と言うのが私の最近のストレスが溜まった出来事でした。


ストレスが溜まると起こる症状


そもそも、ストレスは悪いものと思われて久しいですが、
ストレス自体は良くも悪くも環境や状況の変化などで生まれるもので、
良いストレスもあれば悪いストレスもあると考えてもらえれば。

良いストレスと言うのは、
まあ、期待されているので期待に応えたいと言う感じでしょうか。

生きていればストレスは多かれ少なかれ
誰でも溜まるものだと思いますが、
解消しているつもりでも上手く解消できていない時もあったり、
自分が思っている以上に溜まったいるときもあるようです。

落ち着いてーっ!

特に、真面目で自分を追い込む人ほど、心身症になりやすくて
しかも自分がそういう状態だと気付かないことも多いし。

気づいてもまさか危険水域に立っているとは思わないから
ちょっと大きな波が来たら足掬われて倒れちゃうんです。

と言うことで、「絶対!」ではありませんが
メンタルヘルスマネジメントのテキストには
「自分自身が気づく変化として
下のような変化があれば仕事を休むように」
と書いてあります。


仕事が忙しかったり、昨年から続く急激な環境の変化や
ストレス下に置かれた状態だと全部当てはまりそうな気もしますが、

実際に私が自律神経失調症になる前に
どのような状態だったかをお伝えしたいと思います。


あくまでも私はですので絶対とは言えませんが
このような傾向もある、というくらいで受け止めてもらえると嬉しいです。

<自分が気づく変化>

  1. 悲しい、憂うつな気分・沈んだ気分
    →私の場合は悲しいというよりは
    上司に対しての怒りの感情の方が大きかったかなぁ。

    でも罹患する3ヶ月前くらいからは
    「仕事に行きたくないなぁ」と毎日のように憂うつな気分ではあったかも。
    もう、「この世が終わればいいのに!」くらいは考えてたかな。

    沈んだ気分と言うのは「私はこの世には必要ないかも」
    自分の存在価値を見出せなくなることが増えたような記憶があります。

  2. 何事にも興味がわかず、楽しくない
    →自律神経失調症で休職しているときも
    フラダンスのレッスンには通っていたからなぁ・・・。

    何事にも、というのは当てはまらないかもしれないけど、
    ただそれ以外に何かしていたかと言われれば、
    美味しいものを食べることを好きな私が、食べることにも興味はわかなかったな。

  3. 疲れやすく、元気がない(だるい)
    →これについては自覚なし(笑)
    なんだけど両親に「顔つきが違う」と
    電車に乗れなくなる直前の里帰りで言われました。

    仕事していれば誰でも疲れると思うのですが、
    仕事がハードで疲れたと言うよりは
    生気がないと言うかオーラもなかったようで。

    大切に育てていたモンステラが枯れちゃうほど
    負のオーラを発していたようです、その頃の私。

    身体については毎日のように整骨院に通って
    マッサージしてもらっていたけど、
    翌朝起きたたらほぐしてもらったはずの
    右の肩甲骨がガッチガチになっているの繰り返しだったかな。

                                         
  4. 気力・意欲・集中力の低下を自覚する(おっくう、何もする気がしない)
    →ここに関しては正直あまり記憶がいのです・・・
    だって普段から集中力散漫だから(笑)

    ただ「今日できる仕事は今日片付ける」タイプだったのが
    「明日でも間に合うなら明日でいいんじゃね」って感じになって
    仕事を引き延ばすようにはなっていたかな。

  5. 寝つきが悪くて、朝早く目がさめる
    →寝つきが悪い、というよりは眠りたくない、というのが正解かも。
    寝たら朝になって会社に行かないといけなくなるから。

    朝早く目が覚めるというのも感覚としては
    眠りが浅い感じなので熟睡した感じはなかったかも。

    これは今でも仕事が立て込んだり考えることや
    やることが多くなると寝つきが悪くなります(1~2時間はかかる)

    やっと眠れたと思ったら旦那さんが寝返りうって
    腕が上から振ってきて起こされるという悲劇がたまにありますが・・・

    たぶんこれは交感神経が働いていて副交感神経との切り替えが
    上手くいかないからだと思います。
    いわゆる「自律神経」がうまく機能していないということかもしれません。

  6. 食欲がなくなる
    →自分1人であれば別に何も食べなくても平気、という感じでした。
    食欲もですが、味がしなかったような気がします。

    今は美味しいものや好きなものを食べていると
    「美味しい~、しあわせ」と感じますが、あの頃は美味しいと感じることもなければ
    幸せなんて感じたことはなかったと思います。

    食べたいというより食べないと生きていけないから食べる、みたいな感じで。
    それこそカロリーメイトとかそんなもので全然平気でした。

  7. 人に会いたくなくなる
    →まあ、件のダメ上司には会いたくなかったですね。
    人に会いたくなくなると言うよりは新しい人間関係を作りたくないというか、
    人と接するのが苦痛だったなぁと。
    常に顔色を伺いながら過ごしているような状態だったので。

  8. 夕方より朝方のほうが気分・体調が悪い
    →これはもう本当にそう!!寝る前と金曜日の夜が1番元気だった。
    よく「サザエさんシンドローム」と言って日曜の夕方にサザエさんを見ると
    「明日は月曜だなぁ、仕事(学校)かぁ」となる、なんて言われていますが、
    私の場合はそこから地獄へのカウントダウンが始まる感覚。

    「電車止まらないかな」「隕石降ってこないかな」「会社潰れないかな」
    と願うのですが、らぶらぶ愛してるが始まれば試合終了、
    地獄の1週間が始まりました。
                                        
  9. 心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする
    →自分の納得できる答えではないときや腑に落ちないことは
    もともと、ぐるぐる考えるタイプではあるのですが基本は寝れば忘れます、
    と言うか段々考えなくなっていくのですが、
    この頃は口を開けばダメ上司の愚痴しか出てこなかったです。

    彼はどうして私の言うことが理解できないのか?
    どうして仕事ができないのか?
    仕事ができないくせになぜ私より早く帰るのか?

    と怒りしか湧いてきませんでした。
    なのに寝ても覚めてもダメ上司のことしか考えていないのです、嫌いなのに(笑)
    たぶん嫌いなものほどめざとく見つけてしまう人間の習性なのだと思うのですが、
    もう一挙手一投足が気に入りませんでした、当時は。

  10. 失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
    →上司に失望という意味では失望から立ち直れていませんでした(笑)

  11. 自分を責め、自分は価値がないと感じる など
    →めっちゃ自分を責めていたと思います、自分でザクザク刺していたかも。
    上司は仕事が絡むとやりにくいタイプの人だった(何せ業務知識が乏しかった)けど、
    同僚はそんなこと知らないので「いい人だよ~」と怒涛の攻撃。

    順を追って説明してもどれだけ訴えても同僚には理解してもらえず。
    そんな日々が続くと「上司をいい人だと思えない私がおかしいのでは?」
    と考えるようになった。

    そして人事課長からは「上司は変えられないから田上が変わるしかない」
    と至極真っ当なアドバイスをもらっていたのですが、
    人事課長は自分が関わりたくないんだろうな、と言う雰囲気が
    滲み出ていたので私にしてみれば「四面楚歌」状態。

    それでも私が変わればいいんだと努力をしてみたものの、
    上司はデリカシーの全くない人で、
    私が大切にしている花壇をぐちゃぐちゃに踏み荒らしていくタイプの人。

    ぐちゃぐちゃにされたので手入れしているそばから
    踏み荒らしていく感じなので努力し続けることが難しかった。
    そんなことが続けば、「会社にいる意味」が全く見出すことができなくなり、
    「私は不要なのでは?」と考えるようになった。

    旦那にも「私は生きていてもいいですか?必要ですか?」
    と聞いたこともある。とにかく自分がおかしい、自分が悪いと思うようになっていた。

                                       


以上が私が自律神経失調症になったときの状態。
人によって違いはあると思うし、私は医者ではないので断言できませんが・・・

今から思えば、自分が気づく変化のコンプリートしてたんだけど、
渦中にいたときはこれがおかしいとは思ってなかんですよね~

もし私自身や周囲に「メンタルヘルス」という知識があったら
変わっていたかもしれない、と思うことはあります。



もし、
自分ではどうしようもなくなってきたり、
人から変わったねと言われることが増えてきたら、
その時は立ち止まるときなのかもしれません。


人に自分の気持ちを話すことが苦手な人もいるかもしれません。
それなら日記にしてみるなど、言語化することをお勧めします。
吐き出してしまえば楽になることもあります。

嫌いな人の名前をいっぱい書いてシュレッダーする
なんてこともやっていました(笑)

みなさんに、自分の中に溜め込まず表に出せる方法が
見つかればいいな、と思います。

2021年09月1日 | カテゴリー: 職場のストレス, 自律神経失調症

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