世界的なフラダンスの大会で2年連続優勝! | Office Aina

「傷つきながら働く人を"0”に!」
厚生労働省人材開発支援事業
「企業内キャリアアップ面談」「人材育成企業内研修」担当

世界的なフラダンスの大会で2年連続優勝!


2018年 第45回 キングカメハメハフラコンペティション カヒコ 優勝

2019年 クムカヒ ウクレレ&フラフェスティバル カヒコ 優勝

フラダンスとは?

皆さんはフラダンスをご存知でしょうか?

たぶんこういうイメージなんでしょうね・・・

映画「フラガール」をご覧になった方も多いかと思います。
(「踊らしてくんちぇえ」というセリフをよく真似しました(笑))

たいてい「フラダンスをやっています」と言うと胸の前で手をクネクネ動かして
「こういうやつでしょ?」となぜかニヤニヤしながら聞かれます。

10人中10人がニヤニヤしながらそのジェスチャーをするので
訂正するのも面倒になってきました(笑)

本来、フラダンスの手の動きには意味があります。
文字の無かった時代の出来事を伝えるものや
神様へささげるためのもの、
現代では大切な人へ愛を囁くための踊りなど多岐にわたります。

フラダンサーは最大限の感情表現をしながら
観ている人たちに歌の内容を伝えていきます。

踊りだけでその世界観を伝えていくフラダンス。

もはや私にとっては趣味の域を越えつつある
フラダンスへの愛を語ってみたいと思います。

フラダンスとの出会い

私の仕事はキャリアコンサルタントです。
仕事の内容は?と聞かれれば
「相手と向き合って相手の価値観を聴くこと」と答えると思います。

そんな私が仕事をする時に心掛けていることは
相手の意見や価値観を何よりも尊重すること
もし万が一自分の意見と真反対であったとしても
批判や評価をせずに、ありのままに止める。

踊り自体に意味があるフラダンスとの出会い

好きでやっている仕事ですから
自分の感情を抑えたり、コントロールすることは苦ではありません。

しかし・・・残念なことに仕事を離れた場合でも
分の感情を表現することが苦手なのです、私。

ここまでこじれるのには紆余曲折ありますが
それは別のところで語るとしまして

そんな私がフラダンスと出会ったのは新婚旅行先のハワイ。

たまたまツアーの中で体験する機会があり
なんでもやってみたい星人としては
とりあえずやってみました。

そこで、フラダンスの手の動きの意味を教えてもらい
踊り自体に意味がある
と聞いた瞬間に何かが降りてきました(笑)

この頃、私はバスケットボールの社会人チームに
所属していたのですが試合で相次いで両足をケガしてしまい、
バスケットボールを辞めようか?と考えていた時期でした。

今から思えば、出会うべくしてフラダンスに出会ったのだと思います。

曲の歌詞の意味に添ってではありますが
感情を思い切り表現しながら踊るフラダンス。

自分の感情を表現することが苦手な私が
今もまだフラダンスを続けている理由は

悲しい、楽しい、嬉しい、大好き、愛している を
笑顔に乗せて身体中で表現するのは少し恥ずかしくもありますが
自分の感情が解放されているような感覚になるから。

貼り付けたような笑顔で対応することが日常だった私にとって
喜怒哀楽をたっぷり表現することは
とても楽しく、自分が楽になることでした。

また、キャリアコンサルタントになってからは
仕事中はより自分の感情に振り回されないようにしているのもあって
自分の中の感情のバランスを取るという意味でも
私にとってフラダンスは大切なのかもしれません。

また、自律神経失調症になったときもフラダンスだけは休みませんでした。

他人との交流を持っていたかったことや
週に1度でもいいから、外出する機会を持っていたかったこと
フラダンスまで辞めてしまったら
本当に自分なんて必要ない人間になりそうで怖かった。

自分の存在価値を見出すきっかけにも・・・

そんな中フラダンスのお教室で300人が参加するパーティーの
運営を担当しました。
いろんな人の協力を仰ぎながらでしたが最後までやり切ることができました。

その経験が自分の居場所や存在価値を見出すきっかけになりました。

自分を必要としてくれる場所がある
そういった意味でもフラダンスを続けているのだと思います。

入ったフラダンス教室が凄かった

かくして2007年から現在まで
フラダンスを習い続けているワケですが
「踊り自体に意味があるなんてスゴイじゃん」
と言うだけでは済まなくなってくるなんて、
始めた当時の私は思いもよりませんでした。

それはなぜか?
だって・・・

「入ったお教室が凄かったから」(笑)

もともと自分がやりたいと思って始めたことは
長く続けたい性格だったのもあって
「体験や見学に行って自分に合うお教室を見つけよう」
と某オケイコ雑誌を見て体験レッスンを受けに行きました。

体験レッスンの後自分が通いたいクラスを見学する、
という手はずだったのですが、
体験レッスンの担当の先生の強引な勧誘・・・ではなく、
優れた営業手腕により即入会することに。

入ってから知ったこと。
それはハワイの大会で入賞の常連になるような
日本でもかなり有名なお教室だったこと。
(もちろんハワイでもそれなりに有名です)

エライところに入ってしまった、と思った反面
せっかく大きな舞台で踊る機会があるのであれば
いつかチャレンジしたみたい!と思うようになりました。

フラダンスで世界一

2019年 クムカヒ ウクレレ&フラフェスティバル カヒコ 優勝

フラダンスを始めて11年目の2018年。
やっと目標にしていた舞台に出場する機会が目の前に!
もちろん、迷うことなくチャレンジに手を挙げました。

いつも何かにチャレンジするときは
事前に旦那さんに「やってもいいですか?」と
了解を得てからチャレンジするのですが
このときばかりは事後承諾。

しかも眠たそうなときに一気にまくし立てて
一応形ばかりは了解をとったふりをしました(笑)
(「ずっと目標にしていたのだから、頑張ればいいよ」
と言ってくれてよかったです。ありがとう旦那さん)

これで心置きなくチャレンジする環境は整った。
あとはやってみるだけ!

とは言うものの。
名古屋のメンバーとの合同だったので
月イチは必ず名古屋でレッスン。

通常のレッスン+大会のためのレッスンと
回数が増えたことで、身体もボロボロになり。

初めてチャレンジすることもあって
覚えることやることが一気に押し寄せてきて
ずっとお風呂でブツブツ言っている時もありました
(今となってはいい思い出だけど)

ハワイの先生に直接レッスンをつけてもらうことも
初めて経験することだったし、先生がエキサイトすると
早口の英語で怒る・・・
でもそれに対応できないともっと怒られる・・・

大人になってからあんなに怒られるか?
というくらい怒られたり(笑)
チャレンジする嬉しさや楽しさと恐怖が入り混じった
そんな時間をずっと過ごしていました。

ありがたくも2年続けて大会に出ることができ
成績もそれなりに出すことができました。

辛いこともあったし、痛みや傷みと戦いながら
素敵な仲間に恵まれて
そこにチャレンジした人だけが味わえる
本当に大切な時間を過ごすことができたと思っています。

2018年 第45回 キングカメハメハフラコンペティション カヒコ 優勝 

だから
私にとってフラダンスは自分を創る上で大切なもの。

NO HULA NO LIFE

いつまでも笑顔で楽しく
できれば、足腰立たなくなるまで踊っていられるといいな。